お酒をやめられない人こそ胸を張れ⑥自分の価値を評価するのは誰?
「自分の価値は他人に評価してもらわなければならない」 そう考えている人もいると思います。 しかしそれは「他者からの評価」であり、「自己評価」とは別物です。 自分で自分をどう思うかは、「他者からの評価」とは切り離されたものです。 「自己評価」と「他者からの評価」は一切関係がありません。
「自分の価値は他人に評価してもらわなければならない」 そう考えている人もいると思います。 しかしそれは「他者からの評価」であり、「自己評価」とは別物です。 自分で自分をどう思うかは、「他者からの評価」とは切り離されたものです。 「自己評価」と「他者からの評価」は一切関係がありません。
人間には良い部分も悪い部分もあります。 どんな人の人生も、「うまくいったこと」と「失敗したこと」のそれぞれの部分が組み合わさって構成されています。
「自分はダメな人間だ」、「自分には価値がない人間だ」 その思い込みが、お酒へと向かわせています。 「自分には価値がない」と思うほど、お酒はやめられなくなっていくのです。 お酒をやめられない原因は「自分自身への思い込み」なのです。
「自分はダメな人間なんだ」という気持ちを紛らわすためにできるのは、お酒を飲むことしかありません。
お酒をやめたいのにやめられない人は、 「自分はダメだ」、「自分には価値がない」 というようなセリフを数年間、毎日毎晩自分に浴びせ続けます。
私は以前お酒に苦しむ毎日を送っていました。 飲み続ける毎日はとても苦しかったです。 毎日、ただお酒をやめたいと願っていました。 しかし、やめたいと思っているのにお酒を飲んでしまいます。
世の中には、お酒をやめるための情報がたくさん溢れています。 Google検索で「禁酒 本」と入力すれば、何十冊ものタイトルがヒットしますし、「お酒 やめかた」と入力すれば、実際にやめた人たちの様々な体験を読むことができます。
お酒をやめるのを「頑張って」はいけません。 お酒を飲むのを「我慢」しようとしてはいけません。 「頑張って」「我慢」するほど、「無意識」は強く抵抗するのでお酒をやめることはできないのです。
「無意識」は「お酒を飲む毎日が当たり前」だったので、お酒を欲しがっていただけなのです。「お酒を飲まないのが当たり前」となれば、「無意識」はお酒を拒否するようになります。
「無意識」と敵対しては習慣は変えられません。 お酒を飲む習慣をやめるならば、「無意識」を騙しましょう。