世の中には、お酒をやめるための情報がたくさん溢れています。
Google検索で「禁酒 本」と入力すれば、何十冊ものタイトルがヒットしますし、「お酒 やめかた」と入力すれば、実際にやめた人たちの様々な体験を読むことができます。
お酒のやめかたは一つではありません。
自分が惹かれるものがみつかったら、とりあえず試してみれば大丈夫です。
ですが、もしも「お酒をやめたい」と思って集めた情報の中で、
「我慢」「頑張る」「努力」「気合い」「意志」
というワードが強調されていると感じた場合だけは、そのやり方はスルーしてください。
また、情報発信者から、お酒を飲んでしまう人、お酒をやめられない人のことを蔑むような雰囲気(お酒をやめられない人を悪く言う、ダメな人として見る等)が感じられた場合も、その方法の実践は見送ってください。
お酒をやめられない人、お酒で失敗を繰り返してしまう人は、自分に合うお酒のやめかた、お酒のやめるコツを知らなかっただけで、お酒と人間性は何の関係もありません。
他者の尊厳を軽んずるような人の情報に目を通すのは時間の無駄です。スルーしましょう。
私は自分の経験から、お酒をやめるコツは「価値観」を変えること、「行動」を変えることにあると考えています。
行動を変える、価値観を変えるきっかけになる本もたくさんありますので、本を読むのが好きな方はいろいろな本を手に取ってみてください。
(お酒をやめた後で読んだ本でしたが、こちらの方々の情報は、とても参考になりました。価値観を変えるきっかけにもなると思います)
アルコールとうつ・自殺――「死のトライアングル」を防ぐために (岩波ブックレット)
また、お酒をやめるための本ではありませんが、行動や習慣の変えかたが書かれた本も数多くあります(売り上げランキング上位にはこのような本も多いです)。
「習慣 変える 本」で検索してみてください。
これらの本には習慣の変えかたが具体的に書かれていますので、すぐに使えます。
大きな書店などでは目立つ場所に積まれていると思いますので、試しにパラパラ読んでみてください。
世の中にはたくさんのお酒のやめかたがありますので、「全ての人にとって正しいお酒のやめかた」というのはおそらくありません。
自分に合うやめかたが、あなたにとっての「一番のお酒のやめかた」となります。
情報を収集して、「自分に合いそうかも」と思えるやり方がみつかったら、すぐに試してみてください。
あなたにとっての「簡単にお酒がやめられるやり方」は必ず見つかります。
頑張らず、我慢せず、楽しみながら「お酒に興味がない人」に変わってみてください。