例えば一日の疲れを回復させる手段には、様々なものがあります。
筋肉の疲労を回復させる、体の緊張をほぐす、心をリラックスさせる、睡眠を快適なものにする、それぞれの目的に応じて10や20の効果的な方法は考えつくはずです。
しかしテレビをつけてお酒のCMを見てしまうと、
「疲れた、よし、今日は飲もうかな」と無意識的な行動をとってしまいます。
そして疲労が蓄積されていきます。
「なんだかお酒が飲みたくなる」
そんな気分にさせることだけがお酒のCMの目的なのです。
試しに1日5分間だけでもいいので、
『テレビは「物を買いたい気分」にさせることだけを目的とした媒体なのでは?』
そう意識しながらテレビを眺めてみてください。
真偽はどうであれ、短時間でも違う視点から目の前のものを眺めてみると、それだけで価値観は大きく変わります。
価値観が変われば、お酒に対する重要度も変化していきます。
お酒があまり大切に思えなくなれば、お酒は簡単に手放すことができます。