蒸留酒と奴隷④

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 私自身は本当に偶然に、楽しくお酒をやめることができました。

 お酒をやめると、頭がクリアな時間が年間1000時間以上できましたので、いつの間にか本をたくさん読むようになりました。

 本を何百冊も読んで、ニュースの元を自分で調べて、自分の頭で物事を考えるようになると、「どうしたら自分や周りの人を笑顔にできるのかな」ということが1番の関心ごとになっていきました。

 「どうしたら自分や周りの人を笑顔にできるのかな」と自分で考え続けていると、お酒を飲みたくなることはありませんでした。

 「自分や周りの人を笑顔にすること」は嬉しくて面白いことなので、我慢したり我慢させたりして「お酒を飲まなくてはいけない人生」に戻りたいと思うことがなかったのです。

 我慢を強要しあう環境から抜け出れた時、私は奴隷ではなくなったのだと思います。

 そこからは、生きることが楽しいと心から思えるようになりました。


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