すごく昔の時代(ぼかしています)は、
「お酒を飲みながら悩みを聞く」のも問題の対処法としては有効なものでした。
心や脳の研究も進んでおらず、ほとんどの人の教育水準が低く、論理的な思考ができる人も少ない。
専門知識を持つ人も周りにいなくて、情報を伝達する手段も電話やテレビや印刷物くらいしかない。
そのような時代においては、悩みや問題は「我慢する」しかなかったからです。
そんな時代においては、「悩んだらお酒を飲みながら話す」という選択も間違いとは言えませんでした。
悩みを解決するすべがなかった時代ともいえるでしょう。
お酒を飲んで、酔って、思考能力を低下させて、その時だけごまかす以外どうにもできなかったからです。
苦しみ、辛さ、悩みを「我慢する」しかなかった時代においては、アルコールやニコチンといった外部からドーパミンを強制的に分泌させるものがどうしても求められたのです。
しかし21世紀になりました。