あなたはお酒を飲みながら悩み相談をした経験はありますか?
相談をする側、される側、どちらでもいいですが、
「悩みがあるの? じゃあ飲みながら話そうか」
というセリフを言ったり、言われたりしたことは、一度くらいはあるのではないでしょうか。
しかし、仕事の悩み、恋愛の悩み、金銭の悩み、どんな悩みに関してもですが、お酒を飲みながらの相談はひどく効率が悪いです。
アルコールは思考能力を低下させるので、飲めば飲むほど問題の解決からは遠ざかってしまいます。
また、お互いにお酒を飲みながらでないと、話を聞き出せない、言い出せないというのも間違いです。
悩みを聞き出すのにお酒が有効なら、カウンセラーや精神科医が活用してるはずです。
しかし患者さんにお酒を飲ませるカウンセラーはいませんし、お酒を飲みながら診療する精神科医もいません。
ではどうして
「悩みがあるの? じゃあ飲みながら話そうか」
というセリフは使われているのでしょうか?