3週間でお酒をやめるには②(自分を褒めることの目的1)

シェアする

 ドーパミン神経の活性化の方法に、「自分を褒める」があります。

 コストもかからず、すぐにできるのでとても有効なのですが、「自分を褒める」ことはドーパミン神経の回復だけが目的ではありません。

 アルコールの問題を抱えている人は、飲み続ける生活の中で日々傷ついています。

・やめようとしてやめられなくて、「自分はダメなやつだ」と唱え自分を傷つける。

・酩酊してトラブルを起こし、「自分は最低なやつだ」と唱え自分を傷つける。

・仕事や人間関係や健康を損ね、「自分には価値がない」と唱え自分を傷つける。

アルコールの問題を抱えている人は、毎日毎日、自尊心を低下させているのです。

 自尊心が低下しきってしまうと、人は「もう自殺しようかな」と思うようになります。

(これは原始時代の頃のプログラムが脳に残っているからです、うつ状態と呼ばれたりもします)

 自殺願望を消すにはアルコールを飲んでドーパミンを出すしかありませんので、毎日アルコールを飲み続けます。

 毎日アルコールを飲み続けるのでトラブルは続き、自尊心はさらに低下していきます。

 自尊心が高くならないとアルコールは手放せないのに、依存症者は、毎日自分で自分を傷つけ、自ら自尊心を低下させているのです。

 このパターンを、褒めることで変えていくのです。

 自分で自分を褒めれれば自尊心は低下しなくなります。

 褒めれている間は、自尊心の低下からアルコールを飲んでしまうことはなくなります。


「1日5分」3週間で一生アルコールがやめられるトレーニング

スポンサーリンク