どのくらい運動すればストレスは解消されるの?(お酒をやめるコツ)

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 お酒をやめている人が、再び飲んでしまう状況として「ストレス状態になる」があります。

 『「1日5分」3週間で一生アルコールがやめられるトレーニング』でも触れていますが、ストレス状態からの回復には「安心してリラックスできる環境」や「運動」が効果的です。

 先日読んでいた本に、ストレス状態から回復するための運動量に関する記述がありましたので、ご紹介しておきます。

 カリフォルニア大学アービン校のカール・コットマン博士らが二〇〇二年に発表した研究によると、回し車の中でネズミを走らせ、その距離が二キロメートルを超えると、BDNFが増加することがわかりました。

 ネズミが二キロメートル以上走る運動を人間に置き換えると、時速六キロメートル以上のスピードで一〇分以上歩くのと同じくらいの運動になります。つまり、わずかな運動でBDFNは分泌され、ストレスホルモンが減少するというわけです。

脳が喜ぶ生き方  著 久恒辰博 P174

 個人的な体験になりますが、私はやめはじめた頃、毎日1時間弱のウォーキングをするようにしていました。

 早足で歩き15分くらい経過すると気持ちが良くなっていきます。45分くらいでペースを落としクールダウン、食べたいものが頭に浮かべば、帰り道でそれを買って帰る感じです。

 好きな音楽を聞きながら、見たい景色(朝焼けや山や線路とかが綺麗でした)のコースを選んで歩くととてもリラックスできました。

 帰宅後にシャワーを浴びる、食事をするまで含めると、2時間近くストレスから解放されます。1日の中でとても貴重な時間でした。

 運動だけでもストレスは軽減させられますが、そこに自分の好きなものを混ぜることで、効果は一層アップします。

 「自分の楽しいと思うことってなんだろう」という問いかけをしつつ、リラックスできる時間を増やしてみてください。


「1日5分」3週間で一生アルコールがやめられるトレーニング

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