ドーパミン神経が回復するまでには3週間が必要です。
この3週間をどう過ごすかで、アルコールがやめられるかが決まります。
自分で自分を褒めてドーパミン神経を活性化し、それとともに傷ついていた自尊心も高めていきましょう。
自分を褒めることに慣れていない人は、自分を褒めることに違和感をおぼえるかもしれません。
ですが3日間褒めてみれば、違和感は減り、そのうち習慣として定着していきます。
「自分を褒めること」を、「歯磨き」みたいなものだと考えてください。
歯磨きすれば虫歯や口臭を予防でき、自分の毎日がいいものになる。
大人は歯磨きの持つ意味と効果を知っているので、歯磨きを習慣として行い続けます。
自分を褒めると再飲酒や気持ちの落ち込みを予防でき、ドーパミン神経が早く回復します。
そして自分の毎日がいいものになります。
「自分を褒める」ことにデメリットはありません。
これも習慣にしてみませんか?
1日の生活の中で「自分はダメなやつだ」と唱えたときに「いやいや、自分はすごいやつだ」とつぶやきなおすだけでも構いません。
こっそり頭の中で褒めるだけですから、他の人にもバレません。
それだけでアルコールがいらなくなり、人生が楽しめるようになっていきます。
褒めることに慣れてないと、自分の褒め方もわからないかもしれません。
この本では、毎日のトレーニングの最後に「今日の自分を褒める言葉」が書いてあります。
もし興味があれば、読んでみて、自分を褒める言葉を、1日頭の中で繰り返してみてください。