蒸留酒と奴隷①
「世界を変えた6つの飲み物」著トム・スタンデージ こちらの本を読みました。
「苦しい」毎日を、楽しい「毎日」に変えませんか?
「世界を変えた6つの飲み物」著トム・スタンデージ こちらの本を読みました。
「お酒を飲む場所」、「酒場」の持つ意味は、昔とは確実に変わりました。 現代社会では、「お酒を飲まないから大切な情報が得られない」というようなことはなくなったのです。 お酒を飲まないことで機会を損失したり、不利益を被ることはもうないのです。
しかし、21世紀に入り、一人一人がスマホやPCを持つようになりました。 今や日常のほとんどの情報はスマホやPCを通じて手に入れています。
20世紀までの社会では、酒場には大切な役割がありました。 知り合い同士の交流の「場」というのは勿論のこと、酒場には知らない人同士をつなぐ「場」という役割もあったのです。
現代では日常生活の中で生じるほとんどの問題(お金、人間関係、家族関係、恋愛問題、仕事、健康等)に対して、それを専門に解決する人や機関が存在しています。
ネットやSNSにより、発信、交換できる情報の量は爆発的に増えました。 そしてこれからも増えていきます。 (現在1年間で新たに生み出される情報量は、過去5000年間の全ての情報量よりも多いです)
すごく昔の時代(ぼかしています)は、 「お酒を飲みながら悩みを聞く」のも問題の対処法としては有効なものでした。
あなたはお酒を飲みながら悩み相談をした経験はありますか? 相談をする側、される側、どちらでもいいですが、 「悩みがあるの? じゃあ飲みながら話そうか」 というセリフを言ったり、言われたりしたことは、一度くらいはあるのではないでしょうか。
私もアルコールに依存していました。 末期には大きなペットボトルの焼酎を延々と飲んで、一日のほとんどの時間を泥酔していました。 私があの頃飲んでいたアルコールは焼酎甲類です。