友人曰く
「酒が良いものというのは、全部洗脳だ。
金儲けしたい奴が利益のために嘘を言って飲ませてるだけで、あれは毒だから」
友人の言っていることの意味はわかりませんでしたが、
それを信じれば簡単にやめれると言うんです。
友人の主張は続きます。
「お酒は、コミュニケーションの手段で、人との楽しい語らいのために必要なアイテムで、
明日への活力で、リフレッシュに有効で、男女の距離を縮める効果的なツールで
そんな、よく言われている認識を一切やめること。
あれは全部嘘だ。
お酒が楽しく、素晴らしい文化だったのは近代に入る前までの話。
それ以降は全部幻想だ。
酒に関連する業界の宣伝広告費は毎年2000億円ぐらい。
毎年2000億円分メディアは
”お酒って素晴らしいものだよね”って言うんだよ。
素晴らしくもなんともないものを。
酒税はいくらだと思う? それは税収の何%?
酒に関わる業種の法人税はどのくらいだと思う?
もし酒がなくなったら、誰が損して誰が得をする?
でさ、もしみんなが酒をやめて、
もしその時間をそれぞれが勉強に費やして頭が良くなったら、
誰が得して誰が損をする?
でかいペットボトルに入った焼酎みたいなのは
エタノールを薄めてできてる液体なんだよ。
エタノールなんか摂取してなんで喜ぶんだよ?
俺たちは騙されてるんだよ。
あんなもの毒だ。思考を停止させて麻痺させるだけ。
俺たちは、何か嫌なことがあったらアルコールを飲むと良いと教えられた。
日々に不満があったらそれを飲んで忘れる。
日々に不安があったらそれを飲んで考えないようにする。
なんでだと思う?
俺たちにバカになってほしいからだ。
酔ってバカになれば、眠るからな。
次の日の朝、目が覚めれば、黙ってまたフラフラと起きて働くからだ。
俺たちはな、
誰かに酒を飲ませられているんだ」