「スーパーベターになろう!」を読んで

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 先日読んだ本の、

「スーパーベターになろう!」 ジェイン マクゴニガル著

が興味深かったのでご紹介します。

内容紹介

全米40万人以上のユーザーが利用しているゲーム「スーパーベター」。これはアメリカでもっとも著名なゲームデザイナーである著者が、みずから負った大怪我により発症した片頭痛や鬱状態から回復するために開発したゲームだ。ペンシルヴェニア大学の調査によると、スーパーベターに挑んだ多くの人が憂鬱や不安から解放され、自信や活力を取り戻したという統計的なデータが得られている。

なぜゲームをすることで、私たちは肉体的、精神的苦境から脱出することができるのか? 本書ではその理由とともに、人生をもっと豊かにするための強さと勇敢さを養う、ゲームを活用したメソッドを具体的に紹介する。

 脳震盪の後遺症に悩まされていた著者は、

現実世界をゲームのようにプレイする事で、困難な状況を良いものにしていけるのでは、

と思いつき、日常の中にいくつものクエストを設定します。

 スーパーベターのクエストは

「両手で握りこぶしを作り、五秒間、頭上のできるだけ高いところにあげる。」

(この動作をすることでストレスに抗え、身体の回復能力が上がる)

「Googleのイメージ検索かYouTubeの動画検索で”『あなたの好きな動物の』赤ちゃん”を検索する」

(動物の赤ちゃんの写真や画像を見ると、ポジティブな感情を抱き注意力と生産性が向上する)

という簡単なものから始まりますが、

各クエストごとに目的があり

・自分自身に挑戦するためのクエスト。

(不安や恐怖を認知的再評価のテクニックでワクワクするものに変える)

・パワーアップアイテムを集めるクエスト。

(心をポジティブにさせる記憶を思い浮かべたり、身体をリラックスさせる動作をしたりする)

・悪者を見つけて戦うクエスト。

(成長を阻害し、不安や悩みの種になっているものをつきとめる)

等、これらをクリアするだけで、

プレーヤーである自分自身の習慣や思考パターンが自然に変化していきます。

 クエストは楽しく書かれていますが、理論は科学的根拠に基づいており、

数週間後気がつくと、自分が困難な現実に立ち向かえるようになっているというものです。

 本は600ページでぶ厚く、しっかり読むと時間がかかるかもしれませんが、

パラパラとクエストを拾い読みしながら全体を理解していけば、

なかなか楽しめると思います。

 ゲームが好きという方には、取り入れやすいメソッドでは。

 著者のジェイン マクゴニガル氏のTEDの講演動画もありましたので興味ある方はどうぞ。


スーパーベターになろう!

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