環境や習慣を変える時のコツ

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私は環境や習慣を変えようとする時に、

「変わるのは寂しいな、変わるのは怖いな」

と思ってしまうことがあります。

これは、

「自分は今から何かを失ってしまうのかもしれない」

と、心が勝手に想像し警戒するために起こる反応のようです。

長く慣れ親しんだ考え方、愛着のある習慣、

そういったものを変えようとしている時には

特に喪失感や恐怖心が高まります。

「別にこのままの自分でもいいじゃないか」

「無理に自分は変わる必要はないかも」

と、変わること、行動することを諦めようともします。

心は警戒態勢になると、

傷つかないよう変化に全力で抵抗するんです。

このような状態の時に、

環境や習慣を変える行動をとり続けるのには、コツがいります。

単純なことなのですが、

私は変化に対して抵抗感が生じた時には、

見方、焦点を変えるようにしています。

「これから自分は何かを失うのではないよ、

古くて役に立たなくなったものを、新しい良いものと交換するんだよ」

と、見方を変えるんです。

まず交換、乗り換えのイメージを思い浮かべ、

自分の心を安心させます。

「ボロボロで使い勝手の悪くなった車から、本当に欲しかった自分好みの新車に乗り換える時のイメージ」

「愛想の尽きた恋人から、自分好みの性格と外見の最高の相手に乗り換える時のイメージ」

交換、乗り換えのイメージであるなら

これからの変化と直接関係がないことを思い浮かべてもかまいません。

「自分は要らないものを手放して、替わりにいいものを手に入れ、素晴らしい時間を過ごせるんだ」

と、変わることで楽しい時間が得られることに焦点を合わせるのが目的だからです。

これをすると、

失うことを想像して勝手に悲しんだり勝手に怖がったりしていた心は、

「おや? 変化することは良いことかも?」

と安心しだします。

「環境や習慣を変えることへの抵抗」が、

「新しい自分を手に入れる楽しいこと」に変わり、

少しワクワクしたりもしてきます。

新しいことを始める時、

これまでの習慣を変えようとする時、

私は今も寂しさや恐怖を感じ、

足がすくむこともあります。

でも大丈夫です。

寂しさや怖さはたぶん勘違いです。

新しいことを始めた方が、

絶対に楽しいです。

嫌な習慣は変えた方が、

絶対に楽しいです。

変わることで素晴らしい時間が手に入る。

そこを見つめれば、変わることは素敵なことだと気がつきます。

素敵な世の中になるように、

明日も自分をどんどん変えていきます。

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