飲んでなかったらとっくに死んでいた

今、お酒を飲んでいるのは、身を守ろうとした結果なのかもしれません。

懸命に生きのびようとした、結果なのかもしれません。

もしもお酒を飲む自分を責めてしまうときは、試しにこのように考えてみてください。

「お酒を飲んでいなかったら、自分はとっくに死んでいたかもしれない」

フォローする

これまでのあなたは、「悩み」を解決するために「お酒を飲む」を選んでいただけです。今まではその方法がベストだったのですから、後悔する必要はありません。

人はそれぞれ、状況も環境は違います。「お酒をやめる」というときにも、手放すための手段、手順は一人一人違ってくると思います。

「お酒を飲むことで、なんとか問題を解決しようとしてきた」「お酒を飲んだからこそ、今まで生き残ってこれている」もしそうなら、過去にお酒を飲む選択をしたことは、決して間違いではなかったのです。

お酒がやめられない人は、今の自分を責めてしまいがちですよね。「なんで昨日も飲んでしまったんだろう」「なんで我慢ができなかったんだろう」「自分はダメな人間だ」そんなふうに落ち込んでしまうこともあると思います。

酔う中で、安らぎや救いを感じたことはありますか？酔っていくことで、何か気持ちが楽になったという経験はありますか？お酒がやめられないと悩んでいる人は、一度思い返してみて下さい。あなたはもしかしたら、「苦しみから逃れる」ためにお酒を飲んでいたのかもしれません。

「悩みへの対処方法を変える」とは「行動パターンを変える」ことですので、その過程で戸惑うこともあるかもしれません。今までと違う行動をするときに、心細くなったり、不安になったりすることは良くあることだからです。

人生は長いです。一つのやり方、一つの対処法が、一生有効に使えるわけではありません。うまくいく行動パターンを発見したとしても、死ぬまでそれで全てを解決できるわけではありません。

「お酒をやめたい」とは、「お酒を飲むこと」でしか「悩み」を解決できなかった人が、「違うことでも悩みを解決できるはずだ」と模索し始めた状態です。自分が「成長」したことで「悩み」に向き合おうとチャレンジしているのです。

お酒をやめられない人には、過剰飲酒に至ったきっかけや理由があるんです。それは仕事のストレスだったかもしれないし、人間関係のストレスだったかもしれない。お金の不安や、健康の不安があったのかもしれない。

コメントをどうぞコメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

名前 *

メール *

サイト