国内のアルコール関連メーカーは、縮小していく国内市場と心中するわけにはいきませんので、お酒を日本国外で売っていかなくてはなりません。
国外で売る方法には輸出がありますが、流通費用がかかるため、現地で販売するときには出荷額の倍以上の価格になってしまうのがネックです。
そこでおこなわれているのが企業買収です。
ここ10年の間に日本のアルコール関連メーカーは海外のアルコール関連会社を買収して、その国で生産し販売するようになりました。
(例えばオーストラリアのビール市場の9割は日系2社で占められています)