「禁酒する時に、ノンアルコール飲料は飲まない方がいいのでしょうか?」
こうした質問をいただきましたのでお答えします。
結論から言うと、
飲んでも大丈夫です。
ただし、他人の目も意識しながら、うまく活用しましょう。
※本記事のノンアルコール飲料とは、
微量のアルコールを含む製品ではなく、アルコール分0.00%のものを指します。
禁酒直後は、とにかく飲酒欲求が強い
禁酒後の数日間は、飲酒欲求がかなり強く出ます。
それを誤魔化すために、みなさん本当に苦労しています。
ですが、この数日を乗り切ると、かなり楽になります。
アルコール離脱症状が落ち着くからです。
体も、心も楽になっていきます。
禁酒経験者のアドバイスの多くは、
「この苦しい時期に、どうやって気を逸らすか」
という話になります。
「こんなに苦しかったけど、こうしたらうまくいったよ」
という体験を伝えてくれているんですね。
この誰もが苦しむ数日間の強い飲酒欲求を
ノンアルコール飲料の大量摂取で乗り切れるなら、
それも一つの効果的な禁酒方法となります。
ただし、長く続けすぎるのはおすすめしません
ノンアルコール飲料を大量に、長期間飲み続けると、
・水分の過剰摂取
・人工甘味料の過剰摂取
などで、体に負担がかかることがあります。
また、飲酒時に身についた
「本来必要のない量の水分を大量に摂る習慣」
も、そのまま残ってしまいます。
ですので、離脱症状が落ち着き、強い飲酒欲求が弱まってきたら、
「好きな飲み物探し」
に移行していきましょう。
楽しみを見つけやすくなる時期
禁酒後は味覚も回復していきます。
・スイーツと紅茶を楽しむ
・和菓子とお茶を楽しむ
・がっつりとした食事と炭酸飲料を楽しむ
お気に入りの組み合わせも、どんどん見つかっていきます。
そんな中で、いつまでもノンアルコール飲料だけにこだわるのは、
少しもったいないかもしれません。
そして禁酒後1週間ほど経つと、離脱症状も落ち着いて
食べ物、飲み物以外の楽しいことにも、
自然と目を向けられるようになります。
いつまでも飲酒していた頃と同じものの見方で過ごすよりも、
新しい世界へと視野を広げていった方が、
結果として長期間の禁酒にもつながります。
もう一つ大事なのは「他人の目」
そもそもノンアルコール飲料とお酒は、
まったく別の飲み物です。
ですので、禁酒中にノンアル飲料を飲んでも問題はありません。
ですが、見た目はかなり似ています。
そのため、禁酒したばかりの時期にノンアルを飲んでいる姿を見られた場合、
「まだお酒をやめていないの?」
「まだ未練があるのでは?」
「本気でやめる気がないのでは?」
と、他人から誤解されることがあります。
特に家族と一緒に住んでいる場合は起こりやすいです。
過去に飲酒で迷惑をかけた経験がある場合、
ノンアル飲料を大量に飲んでいる姿を見て、
周りの人が不安になることもあります。
ですので、
見られ方も含めて、うまく活用する
という意識は大切かもしれません。
私自身のノンアルコール飲料との付き合い方
実は私も、今でも年に1回あるかないか程度ですが、
ノンアルコール飲料を飲むことがあります。
「え、まだお酒が飲みたくなるから?」
と思われるかもしれませんが、
そうではありません。
飲酒欲求はまったくありませんし、
長期間飲酒習慣から離れると、
ノンアルコール飲料は正直、薬品のような味に感じるのでできるなら飲みたくはありません。
味だけなら、ジュースの方が美味しいです。
ではなぜノンアルコール飲料を飲むことがあるのか?
その理由は、
「一緒にいる人が喜ぶから」です。
人間関係の中でのノンアルコール飲料の効果
お酒を飲む人と食事をしていても、
お酒を飲みたいとはまったく思いません。
普段はジュースやお茶、コーヒーなどを飲んでいます。
ですが、たまに会食などでビール風のノンアル飲料を頼むと、
「一緒にお酒を飲んでいる感じがする」
と喜んでくれる人もいます。
特に年配の方には、
「一緒にお酒を飲む=親しい関係」
という価値観があるように感じます。
だから、ごくたまにですが、
相手に合わせて今でもノンアルを飲むことがあるのです。
このように、ノンアルコール飲料は、
他人から見るとアルコール飲料に見えることがあります。
ですので、周りの人を不安にさせない範囲で、
うまく活用していきましょう。
まとめ
ノンアルコール飲料は、
・禁酒初期の飲酒欲求対策として使う
・欲求が落ち着いたら、飲み物の楽しみを広げる
・周囲からの見られ方も意識してみる
この3点を押さえておけば、
とても便利に活用できます。
無理に避ける必要はありません。
うまく使って、
禁酒を楽に進めていきましょう。

