依存症とドーパミンについて⑥ 自分の褒め方!
私たちは子供の頃から、褒められる中で新しいスキルを獲得してきました。 私たちが箸を使って食事が出来るのも、 トイレに行って用を足せるのも、 褒められる中で繰り返して覚えたからです。 褒められると脳にドーパミンが大量に出ます。 私たちは大量のドーパミンが分泌する状況で 様々なスキルを獲得してきたのです。
「苦しい」毎日を、楽しい「毎日」に変えませんか?
私たちは子供の頃から、褒められる中で新しいスキルを獲得してきました。 私たちが箸を使って食事が出来るのも、 トイレに行って用を足せるのも、 褒められる中で繰り返して覚えたからです。 褒められると脳にドーパミンが大量に出ます。 私たちは大量のドーパミンが分泌する状況で 様々なスキルを獲得してきたのです。
このところ依存症の資料などを探していて感じたことなのですが、 どうやらお酒をやめようとしている人の中には二つのケースがあって 「お酒をやめたいと思っている人」と、 「お酒をやめなさいと言われているけど本当はお酒をやめたくない人」に分けられるようです。
対象行為を切り替える時につまづきやすいポイント 何かの依存症である人は、 ドーパミンを出す対象行為を 今までとは違うものに切り替えれば依存症ではなくなるようです。 しかしそこには、つまづきやすいポイントもあると思います。
依存症の治療をドーパミンという観点から見てみます アメリカにおける依存症へのアプローチとして代表的なものに、 アルコホーリクスアノニマス(AA)があります。 AAは特定の宗教や団体に縛られていないとありますが、 12のステップのプログラムに身を委ねるやり方は、 システム的には教会、神父へ懺悔をする行為に近いように見受けられます。 キリスト教において懺悔という行為をするとき、 実は脳内では強烈にドーパミンが出ています。
依存の対象には、薬物やニコチン等といった物質への依存と、 ギャンブルや買い物等といった行為への依存の2種類があります。 ギャンブルや買い物といった行為への依存からもわかるとおり、 依存症とは何かの物質を摂取することが目的ではありません。 ニコチン依存症の人にとってニコチンの摂取は手段でしかなく、 目的は脳内に大量のドーパミンを出すことにあります。
依存症とドーパミンの関係について、 何回かに分けて考えてみます。 自分の中でまだまとめきれていないのですが、 書くことで見えてくればと思っています。