3週間でお酒をやめるには②(自分を褒めることの目的1)
ドーパミン神経の活性化の方法に、「自分を褒める」があります。 コストもかからず、すぐにできるのでとても有効なのですが、「自分を褒める」ことはドーパミン神経の回復だけが目的ではありません。
「苦しい」毎日を、楽しい「毎日」に変えませんか?
ドーパミン神経の活性化の方法に、「自分を褒める」があります。 コストもかからず、すぐにできるのでとても有効なのですが、「自分を褒める」ことはドーパミン神経の回復だけが目的ではありません。
アルコールを飲むと気持ちがよくなるのはドーパミンが大量に分泌されるせいです。 ドーパミンが出ると気持ちがいいので、「また飲みたい、また飲みたい」とアルコールを強く求めてしまい、次第に飲酒は習慣となっていきます。 そのようにお酒を長期間飲用していると、徐々にドーパミン神経は壊れていきます。 アルコールで大量のドーパミンが出るので、脳がアルコール以外ではドーパミンを出さなくなるのです。
「酒は百薬の長」という言葉があります。 誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。 「適量な飲酒は健康に良い」という意味で使われていますが、この言葉の由来は紀元前3世紀に書かれた漢書にあります。 『新』という国を建国した王莽が酒、塩、鉄を専売し税を多く徴収する目的で、酒は良いものと宣伝したのが始まりです。 『酒は百薬の長』という言葉は、元々が税収を増やすためだけにつくられたキャッチコピー、広告コピーです。
お酒をやめている人が、再び飲んでしまう状況として「ストレス状態になる」があります。 『「1日5分」3週間で一生アルコールがやめられるトレーニング』でも触れていますが、ストレス状態からの回復には「安心してリラックスできる環境」や「運動」が効果的です。 先日読んでいた本に、ストレス状態から回復するための運動量に関する記述がありましたので、ご紹介しておきます。
お酒をやめると酔わない時間が手に入ります。 ですが、いざお酒をやめはじめると「一体この時間を何に使ったらいいのだろう」と持て余し気味になってしまうかもしれません。 そこでオススメしたいものの一つが「断捨離」です。 断捨離とは、「不要なものを捨てて身軽な生活を手にしよう」ということです。 普通にいらないものを捨てるのは「大掃除」ですが、「断捨離」には、『要る要らないの価値基準を自分の中でもう一度考え直しましょう』という意味が含まれています。 これが、これはお酒をやめるのととても相性がいいのです。
「アルコールをやめるトレーニングをしているときは、お酒を使った料理は食べないほうがいいのですか?」 このようなご質問いただいたのでお答えします。 回答としましては、「トレーニング中の3週間は食べないほうがいい」となります。 アルコール分が完全に飛んでいるかが確認できないからです。
新しい本を書きました! Kindle Unlimited読み放題の対象です。 Kindle Unlimited30日間無料体験を使えばお金はかかりませんのでぜひ読んでみてください!
アルコール依存症の治療薬「セリンクロ(一般名ナルメフェン)」が大塚製薬から発売されました。 日本で初めての「減酒」目的の治療薬とのことなのですが、 減酒の薬がどのようなものかわからなかったので調べましたら、 こちらのサイトで詳しく説明されていました。
先月私がストレスを減らすためにやっていたのが 「嫌なことを思い出した時に、笑顔を作る」 でした。 こちらのメモです https://pilot.tokyo/2019/03/04/post-261/
まえがきには、薬物依存者の大半が自然に薬物をやめていると書かれています。 最近、ベトナム戦争から帰還した薬物依存者の25年にわたる追跡調査が行われ、実際に依存症の治療を受けた人は9%以下で、大半は治療を受けなくても自然と薬物をやめることができていたと分かりました。