どんな楽しいことをする?
「お酒をやめる」のは簡単なことなので、
それ自体は単なる第一段階でしかありません。
「お酒をやめた後にどんな楽しいことをしていくのか」
が本当の目的となります。
ですので、お酒をやめたいと思った人がまず考えるべきなのは、
「お酒をやめなくちゃ」
ではなく、
「お酒をやめた後、どんな楽しいことをしようかな」
なのでしょう。
何回も言いますが、お酒をやめるは簡単ですから、
それについてはあまり考えなくても良いんです。
やめた後に何をしようかを考えてください。
たくさんの時間が手に入る
お酒をやめると、素面の時間が手に入ります。
アルコールの影響がない脳みそと身体で過ごす、
クリアな時間が手に入ります。
毎日3~4時間お酒を飲んで酔っていた人は、
1ヶ月で100時間くらいの自由な時間が手に入ります。
せっかく手に入るクリアな時間、色々な楽しいことに活用できます。
睡眠に使っても良いですし、
勉強に使っても良いですし、
遊びに使っても良いんです。
20時間の法則
新しい技術を習得する時に、
楽しめるレベルに上達するのに必要な時間は、
おおよそ20時間だそうです。
お酒をやめると、
1ヶ月に2~3個の新しい趣味や楽しみが手に入ると思います。
今まで無理かも思っていたことも、
実はできることばかりなので、
興味を持ったことにどんどんチャレンジしてみて下さい。
1000時間の法則
お酒をやめてからを年単位で考える場合、
毎日3~4時間お酒を飲んで酔っていた人は、
一年間で1000時間以上の自由な時間が得られます。
学問において、一流レベルの入り口に到達するまでには、
1000時間の学習が必要だそうです。
1000時間が長いのか短いのかはそれぞれの価値判断ですが、
お酒をやめた人が、それまで酔っていた時間を活用するだけで、
1年間に一つ何かを修めることができることになります。
これまでの酔っていた苦しい時間を、
楽しく自分のために使うだけで、
外国語が喋れるようになったり、
難しい資格を取得したり、
新しいスポーツがとても上手くなったり、
1年に一つづつ、自分の好きな何かを極めていく事ができます。
そして、そのような新しい知識や体験を通じて、
多くの人に良い影響を渡せるようにもなります。
お酒をやめたいと思っている人へ
お酒をやめた後に、自分がどんな楽しいことがしたいのか。
それを想い描いてみてください。
「こんなふうに楽しい時間を過ごしたい!」
「こんな素敵な自分になりたい!」
「あんなふうに人の力になりたい!」
そんな自分の姿を思い浮かべられるようになった時、
それがお酒をやめる目的になり、
そして、その目的に近づくことが生きる歓びと感じられるようになっていきます。
生きるのが楽しいと感じて充実しているときに、
お酒を飲むとか飲まないというのは、
あまり重要な事柄ではなくなり、
お酒に興味が全くわかなくなります。
お酒なんて簡単にやめられます。
大丈夫です!